戸惑い。

彼にあった。

戸惑った。
鬱な私は、ほんのわずかに戸惑った。
「会いたくない自分」が存在した。
でも、会いたい気持ちは遥かに大きく
そして高鳴る。

あなたは
私がきっと待っていると思っていたんだよね。
そう、いつもならそうしていた。
けど迷ったんだ。
行くべきか？
「おいで」とも言われていないのに・・・。

あなたは決して私に要求しない。
束縛しない。
私を所有しないようにしている。
言葉では・・・・・。
ありがたいのかもしれない。

*** だっておいでって言わなかった ***

待ち合わせたはずの時間にいなかった私。
そうメールした。
返事は・・・・

*** おいで ***

にやけていた。そのメールを読んだとき。

心は充分束縛されているのに
束縛するそぶりを見せないようにされると
束縛されているように見えてはいけないんだと
自分を抑える。
自由なんだと言い切る。

もう、いい。
どちらでも構うまい。
私は私の思いに正直にいる。

もういい。
あなたが望む幸せを、私はつかもう。
それが私の望みで無くても。。。。

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　　　 そんなの、出来ないけど。