不倫の終わりは「美しく」というのが私の理想。

どうやって最後をキメルか！
は
その恋を彼の中で、私の中で
"永遠に美しいもの"
として残こしたいと願っていた。

私と別れた後は、彼が時々お酒を飲みながら
しみじみと私との時間を思い出してくれる。
色あせれば、色あせる程に美しくなるような・・・・。

永遠に美しいもの

にしたかった。

だから付き合っている時
何度も何度も別れを考えた。
「絶頂」で迎える別れが美しく思えたからだ。

でも結局は「離れられず」
長々と続いた恋だった。
私は
そんなに強い女でも
美しい別れができる女でもなかったという事だ。

自分に弱い自分。
寂しさに耐えられない自分。
そしてそれに負け続けた自分だったのだ。

つくづく
甘いな〜
私は私に・・・・。

もう

悲しみを恐れまい。
別れを恐れまい。
未来を案ずるまい。

今
私はどうしたいのか？
今。
・・・・・・
今。

明日死ぬ身だとして
明日世界が終わるとして
私はどうしたいのか？

例えば
私が死ぬときに
誰を満足させることが出来るだろうか？
灰になって
誰がそれをいつまでも愛でるだろうか？
愛でてくれたとして
灰になった私は
その幸せを感じることが出来るのだろうか？

無駄な生も死もないとすれば
私は
こんな人生でも
無駄ではないと思いたい。
どんな生き方も
愛し方も
無駄ではないと思いたい。

私はそんな自分を
見捨てたくない。
寂しい存在だなんて
思いたくない。

嘘をつくよりいい。
適当に「愛してる」と言うよりいい。
愛してるフリをするよりいい。
心が拒否するSEXをするよりいい。

そう思いたい。

不倫をしていると
本当に少しずつ、少しずつ
心がひずんでいく、ゆがんでいく。
いつの間にか自分を抑えることに慣れていく。
抑制されることになれ
快感さえ覚える。
たとえそれが涙であっても。

■メールできない。
■電話できない。
■会えない。
■これだけは言えない。
■こんなこと思っちゃいけない。

そう
自分すら気が付かないうちに
心が小さく硬くなる。
小さく硬くなって
自分を守る。
ダンゴムシみたい。

●仕方ない。
●それでもいい。
●好きだから。
●辛くてもいい。また会える。

不倫を真剣にしていないつもりでも
いつの間にか心が、形を変えている。

私が心の病気になった時
そう感じた。
それはとってもゆっくりと着実に
気が付かないうちに私を変えた。
私が日記を書き始めたのは
そんな自分の心を少し大きくしたかった
のかも知れない。
柔らかく、ほぐしたかったのだろう。

また抑制に
心がまるまってしまう前に
ここに解放す。

そんなことを考えた。

泣けてくるよね・・・。

切なくて。

胸がくぅ〜〜〜っっとなって。(;＞_＜;)

「困ってるんでしょ？」
「僕は困ってないよ。困ってるのは君だろ？」
みんな、なんの為に

結婚するの？

そうか・・・。
私がしたいのは
「ごっこ」
なんだ。

引越しを決めている。
彼には内緒で。
今は、彼が部屋には入れない会社の寮住まい。

引っ越して
彼が仕事帰りに寄ってくれて
（あくまでも帰るではない）

「お帰り」

とか言って、夕飯一緒に食べて
ワインを飲みながら今日の話をして
寝転んで・・・。
・・・・そして、帰っていく。

「ごっこ」としか言いようがない。
でも、そのごっこをしてみたい。
束の間の「結婚ごっこ」。

私も結婚したいんだろうな・・・彼と。
それは絶対出てこない、私の真実。
私すら見る事ができない、心の奥。
無意識。

ごっこ。
それは、愚かな願いか。
麻薬の魅力か。

彼に逢えた。

パズルが次々に繋がっていく様に
私とあなたが繋がり
私はあなたにおさまる。

「ねぇ、キスってどうして飽きないの？
　何千回も何万回もしてるよね。」
「どうしてかな？」

話の合間にキスをするというより
キスの合間で話しをしてる感じ。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
これは麻薬だ。

私は「不倫」という麻薬に犯され
あなたしか見えないようになり
あなたしか愛せないと思っている。
そんな自分をいたわり
励まし続ける。

麻薬なんだ。

あなたに逢えないと
禁断症状に耐えられなくなり
また、あなたに逢いたくなる。
抱いて欲しくなる。

でも、私はいつかこの恋から離れ
苦しみながら
この身体から
麻薬
を
洗い流さ無ければならないであろう。

なんだかそんなことを考えながら
あなたの横で寝ていた。

あなたに
「明日も逢おう」
って言ってしまった自分を後悔し
そんな自分の心の変化に
自分でブレーキをかろうじてかけられた。

　　あなたと別れてからメール送信。

*** 明日、逢えなくなったごめんね ***